オンラインでの「聞こえ方」

コラム

リモートでの打合せやオンライン会議では、「自分の声が相手にどう聞こえているか?」に意識を向けることが重要です。

こんなふうに聞こえている「はず」…は危険!

リアルと比較して、回線を通した相手の声に聞きづらさを感じたことはありませんか?

マイクやスピーカーなどの入出力設定を最適にしても、回線を介することで音声としての品質は少なからず下がってしまいます。
これはオンラインである以上回避できないことです。

そんな中で「回線を介して聞こえる自分の声」がどのように相手に聞こえているか、確認をしたことがある人は極めて少ないようです。
「相手との会話が成り立っているから…まぁ、心配ないだろう…」と思いがち。

相手の方は、もしかしたら「聞きづらさ」を我慢しているかもしれません。
場合によっては、あまりよく聞こえないので途中から(真剣に)聞くのをやめてしまう…とういケースもあり得ます。

ここまで読んで不安に感じた方!
まずは自分の声がオンラインでどのように聞こえているのか、実際に自分の耳で聞いてみましょう。

録画機能を使って確認してみよう

zoomの場合(ダウンロード版。無料アカウントでも可)、会議を録画する機能があります。
まずは一人で会議を開いて、数分話している様子を録画してみましょう。

これを再生することで、自分の声がパソコンやタブレット経由でどのように聞こえているかを確認することができます。
声量は十分か、言葉は聞き取りやすいか、早口でないか。念入りにチェックしましょう。

オンラインで聞こえやすくするために

基本は、上記のチェック項目、
 「声量」
 「滑舌」
 「話すスピード」
に気をつけることです。

これらを同時に解決してくれる秘訣が、

  ”口を大きく開けて話す”

を意識すること。
3つの課題を一気にクリアできます!

オンラインに限らず、そもそも声量が小さいために聞きづらい、ということはよくあります。
しかし、本人はほとんど自覚していない場合が多いもの。
話しているとよく聞き返される、という方は要チェックです。

滑舌の悪さと早口はセットになっていることが多いです。
ゆっくり丁寧に話すことが相手にとっての聞きやすさにつながります。

その「丁寧さ」を生み出すのが「口を大きく開けて話す」という意識。
普段、リアルで話す時の2倍口を大きく開けて話す、この心構えで臨みましょう。

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声は感情を伝える重要なコミュニケーションツールです。
聞きやすい声に気持ちがこもっている、自分も相手もそのような「聞こえ方」を意識できれば、オンラインであっても、リアルに勝るとも劣らないクオリティでのコミュニケーションを実現できるはずです。

「口を大きく開けて話す」

まずはそこから!!です。

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